新規開拓の営業方法とは?新規獲得の重要性や有効な営業方法も解説
企業は将来にわたって継続することを指す「ゴーイングコンサーン」を前提として経営を行う必要があります。
企業では顧客を満足させるだけではなく、収益の一部を税金として納めているため、存続すること自体が社会貢献になるのです。
ゴーイングコンサーンを実現するためには既存顧客だけではなく、新規顧客の獲得も重要です。
本記事では、新規開拓の営業方法について、新規獲得の重要性や有効な営業方法とあわせて解説します。
新規開拓営業とは?
新規開拓営業とは、自社と取引がない企業・個人に対して営業を行い、初めての取引につなげることが目的です。
自社を知らない方に対して積極的なアプローチを行う必要があり、関係を構築することで初めて受注に至ります。
新規開拓営業の重要性とメリット
こちらでは、新規開拓営業について、ルート営業との違いやアウトバウンド・インバウンド営業との違いとあわせて解説します。
ルート営業(既存営業)との違い
新規開拓営業と対となる営業方法として、ルート営業(既存営業)が挙げられます。
ルート営業は既存顧客に対する営業であり、新商品の提案やクロスセル、アップセルがメインとなります。
これまで構築された信頼によって提案が採用される可能性が変わりますが、解約や減額などには注意しなければなりません。
一方、新規開拓営業は一から信頼関係を構築したり、高いプレゼンスキルが必要だったりするため、求められるものが異なります。
アウトバウンド営業とインバウンド営業
新規開拓営業という言葉を聞くと、飛び込み営業をイメージする方は多くいらっしゃると思います。
飛び込み営業も新規開拓営業に含まれますが、こちらは「アウトバウンド営業」になります。
一方、新規顧客から連絡があったときに対応することも営業であり、こちらは「インバウンド営業」といいます。
いずれも自社商品・サービスをプレゼンし、関係を構築したうえで受注に至る点が共通です。
当社コラムページ:【2023年版】コールセンター業務におけるインバウンドとアウトバウンドの違いとは?
(https://ntn-bpo.jp/defference_in_out)
当社コラムページ:【2023年版】コールセンターからのテレアポで成約率をアップするには!?電話トークやスクリプトのコツを徹底解説!
(https://ntn-bpo.jp/teleapo_talkscript)
新規顧客開拓に有効な営業方法
下記にて、新規顧客開拓に有効な営業方法をご紹介します。
飛び込み営業
飛び込み営業はアポイントがない企業や個人宅に訪問する営業であり、訪問営業ともいいます。
対面で話すため信頼を得やすいですが、商談のテーブルにのらないことがあるといった特徴があります。
電話営業(テレアポ)
テレアポは顧客に架電し、アポイントに取り付けてから商談を行う新規顧客開拓の方法です。
アポイントを取ることで確実に商談の席に着けますが、電話の時点で断られる可能性があります。
※テレアポについてのテキストリンク設置
メール(DM・問い合わせフォーム)営業
メール(DM・問い合わせフォーム)営業は、メールサービスを利用して新規顧客を開拓する方法です。
テキストや添付ファイルで商品を説明することができますが、既読のまま返信を得られないことがあります。
セミナー・イベント・展示会参加
セミナー・イベント・展示会に参加し、有益な情報を発信することで顧客の信頼を得て契約を締結する手法です。
ある程度自社やサービスを理解してもらっているため信頼を得やすいですが、提供した情報で満足してしまうため、契約締結に至らない方がいらっしゃいます。
ソーシャルメディア・WEBメディアの運用
各種SNSやWEBサイトなどのメディアを運用して、リードを獲得する方法です。
不特定多数の方が視聴するため分母が大きいメリットがありますが、運営コストが発生する点がデメリットとなります。
ビジネスマッチングや代行サービスの活用
商工会議所をはじめとした、企業間をつなげることを目的としたビジネスマッチングサービスを利用した開拓方法です。
ニーズが合致している企業同士をマッチングすることができますが、成約時などに費用を支払わなければなりません。
おわりに
本記事では、新規顧客開拓の方法についてご説明しました。
新規開拓営業とは、自社と取引がない企業・個人に対して営業を行い、初めての取引につなげることが目的です。
ゼロから信頼関係の構築や自社・商品・サービスを知ってもらう必要がありますが、収益を上乗せすることができます。
飛び込み営業や電話営業、メール営業といったさまざまな手段があります。
新規顧客を開拓する際は、さまざまな手段で集客しましょう。