【2021年版】太陽光発電のメンテナンスの重要性、保安・保守点検のポイント

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太陽光発電の設置施設が増え、メンテナンスに関する問い合わせも日々大量に発生しています。ここでは、太陽光発電におけるメンテナンスの重要性や、保安・保守点検のポイントについて解説します。

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太陽光発電メンテナンスは義務化

太陽光発電自体はトラブルが少なく、メンテナンス自体も必要ないと思われがちですが、実際はそんな事はありません。ここでは、どうして太陽光発電のメンテナンスが義務化されたのか、どうしてメンテナンスが必要なのかについて解説します。

改正FIT法で太陽光発電所のメンテナンスは義務化

FIT法とは、太陽光発電や風力発電などの普及を目的として設置された法律です。太陽光発電所のメンテナンスは、改正前は50kW以上の高圧のもののみが対象でしたが、この法律が2017年に改正されたことにより、すべての太陽光発電所のメンテナンスが義務化されました。

「メンテナンスフリー」ではありません

これまで解説してきたように、太陽光発電はメンテナンスフリーではありません。確かに太陽光パネルは表面部分がシリコンや強化ガラスで作られているので、腐食が起こりにくいです。それに可動部分も限られていてトラブルが少なく、メンテナンスの手間が少ないものと思われがちではありますが、メンテナンスを怠ることによるデメリットは大きいです。太陽光発電は、破損部分があっても目視で確認しにくいですし、メンテナンスせずに放置してしまうと、発電効率も下がってしまいます。トラブル無く太陽光発電を運用するだけでなく、しっかり利益を得るという意味でも、太陽光発電の定期メンテナンスは欠かせません。

メンテナンス義務化に至った背景

元々住宅用などの太陽光発電のメンテナンスは義務ではなく、設置時に設備認定を受ければ問題ありませんでした。しかし、メンテナンスを怠る故に、破損や異常があるのを気づかず放置してしまい、気づいた頃には莫大な修理費用を払うことになってしまうなどトラブルが続出しました。これをきっかけに、FIT法が改正され、2017年から住宅用をはじめ、ほぼ全ての太陽光発電のメンテナンスが義務付けられました。

太陽光発電メンテナンスの重要性

それでは、どうして太陽光発電のメンテナンスが重要視されるのでしょうか。起こりうるトラブルや、メンテナンスをしない故に起こるデメリットなどについて解説します。

保守点検しないほうがロスが多い

太陽光モジュールは時間の経過とともに劣化します。ちなみにメンテナンスをしないままだと太陽光発電の発電効率は、設置後10年で95%~97%、20年で80%~85%まで下がってしまいます。太陽光発電を設置している人の多くは、FIT制度を利用し、発電量に応じた利益を得ている人が多いでしょう。そこで発電量の低下は利益の低下に繋がり、ロスが発生しているのに放置すると損をすることになります。

また、太陽光パネルには強化ガラスが使われているので、余程のことでは破損しませんが、大きめの台風で飛来物がぶつかってしまうなどの理由で割れてしまうことがあります。このような破損が発電効率の低下に繋がることもあります。破損や汚れに早い段階で気づくためにも、定期的なメンテナンスは必須です。

太陽光発電の寿命・耐用年数

太陽光パネルの寿命は20年~30年と言われています。また、法定耐用年数は17年と設定されています。そのため、「20年近く使えるなら大丈夫」と思って放置されてしまいがちです。しかし、太陽光発電に用いるパワーコンディショナーの寿命は10年~15年程度。太陽光パネルよりも寿命が短いですが、パワーコンディショナーの寿命に気づかず、発電した電力を使えない事態に陥ってしまいます。太陽光発電は規模が大きいほど運用コストも大きくなるので、運用面で損をしないためにも定期的なメンテナンスを実施しましょう。

修理費用はばかにならない

太陽光発電の修理費用はかなり高額です。例えばパワーコンディショナーの場合だと修理・交換に20万円~30万円かかると言われています。それに対して、メンテナンスは1回につき2万円~3万円程度が相場。このように壊れたタイミングで修理を依頼するよりも、定期的にメンテナンスをしたほうが安上がりです。加えて、太陽光発電にも保証が用意されていますが、長くて大体10年程度。そこでメンテナンスを怠り、10年以上経過したタイミングで修理をすると、保証の適用外になり、莫大な修理費用を払う羽目になってしまいます。保証の期間内に太陽光発電の異常に気づき、早いうちに対処するという意味でも、定期メンテナンスを忘れてはいけません。

太陽光発電メンテナンスの内容

太陽光発電のメンテナンスはどのように行うのでしょうか。次は太陽光発電のメンテナンスの詳細について解説します。

「住宅用」「産業用」も同じ基準が定められている

太陽光発電は大まかに、一軒家などの屋根に設置する住宅用と、企業などが太陽光発電用に土地を購入して設置した産業用の2種類に分けられます。規模的には産業用の方が大規模なものになりやすいですが、住宅用・産業用どちらも基準は同じで、一般社団法人日本電機工業会と一般社団法人太陽光発電協会から発行されている太陽光発電システム保守点検ガイドラインに基づいて行います。

太陽光発電システム保守点検ガイドライン

太陽光発電システム保守点検ガイドラインはその名の通り、太陽光発電システムのメンテナンスに関連するガイドラインで、メンテナンスの方法や頻度などについて書かれています。もう一つ、資源エネルギー庁が太陽光発電の設置や運用に関しての方針を示した「事業計画策定ガイドライン」というものも存在しますが、メンテナンスに関する記載はなく、付録資料に太陽光発電システム保守点検ガイドラインに基づいて行うようにと指示されています。ただし、メンテナンスにあたって事業策定ガイドラインを読む必要が無いというわけではなく、必ず設置・メンテナンスの際には両方のガイドラインを確認しましょう。

太陽光発電メンテナンスの費用相場

太陽光発電を運用するにあたって心配なのが、メンテナンスの費用相場です。メンテナンスに関しては、住宅用・産業用で仕組みや規模が変わるので、その分料金相場にも差があります。それでは、住宅用・産業用、それぞれのメンテナンスの費用相場について解説します。

住宅用メンテナンスの費用相場

住宅用太陽光発電のメンテナンスの相場は1回につき5万円~10万円程度です。高く感じるかもしれませんが、住宅用太陽光発電はガイドラインで定められているメンテナンスの頻度は4年に1回以上であり、毎年メンテナンスを行う必要はありません。1年当たり1~2万円弱となることを考えるとそれほど大きすぎる出費ではないでしょう。

産業用メンテナンスの費用相場

産業用太陽光発電のメンテナンス相場は規模によって変わります。50kW未満のものの場合は、10万円~15万円程度が相場。ちなみに50kW未満の場合は住宅用と同じく4年に1回以上のペースでのメンテナンスが義務化されています。それに対して、50kW以上の高電圧、超高電圧のものに関しては、1回のメンテナンスにつき100万円~200万円程度が相場と言われています。規模によって大きく価格が変動するので、自社で採用している太陽光発電の規模に応じた相場を把握することが大切です。また、50kW以上の太陽光発電に関しては、年2回以上のメンテナンスが義務付けられています。そのため、1年のメンテナンス費用は数百万円 ~1,000万円程度と見積もっておく必要があるでしょう。

加えて、産業用の場合は敷地面積が広く、草刈りが必要になるケースも多いです。その場合は草刈りを業者に頼むための費用もメンテナンス費用に見積もっておきましょう。

太陽光発電のランニングコスト

太陽光発電にはメンテナンス費用だけでなくランニングコストもかかります。相場としては、住宅用が1kWにつき3,000円、産業用が1kWにつき5,000円程度でしょう。その他にも、パネルが汚れたままだと発電量に影響が出るので、最低でも年に1回の清掃は必要でしょう。また、設置から時間が経過すればするほど故障や破損のリスクが高くなります。したがって、設置前に太陽光発電の規模に応じた修理費用やパーツの交換費用も見積もっておく必要があるでしょう。

太陽光発電メンテナンス業者の選び方

それでは、太陽光発電のメンテナンスを業者に頼む場合、どんなポイントに着目すれば良いのでしょうか。業者の選び方のポイントに付いて解説します。

ガイドラインの改定に対応できる

太陽光発電システム保守点検ガイドラインをはじめとするガイドラインは常に最新のものの内容を把握していないといけません。特に産業用の場合はガイドラインを守っていないと固定価格買取制度の対象外となる可能性があるので、必ず最新のガイドラインに対応している業者を選びましょう。

発電所毎の環境や設備に応じた内容に対応できる

設置場所の環境や設備に関係なくすぐに対応できる能力が無いと、特にパネルの破損など緊急性の高い場面ですぐに対応してもらえない可能性があります。そのため、屋根の上をはじめとする足場を組む必要がある場所など様々な環境・設備でのメンテナンス・修理経験のある業者を選びましょう。

保安規程と電気主任技術者に関する義務に対応できる

特に50kW以上の太陽光発電は電気主任技術者によるメンテナンスが義務付けられています。ただ、電気技術者の資格を持っているだけでなく、しっかりと保安規定を守って対応してくれる業者を選ばないと、メンテナンス時にトラブルが起こる可能性があるので、保安規定を守れるかどうかも業者選びにおいては重要なポイントです。加えて、太陽光発電のメンテナンスに関わる資格である、太陽光発電メンテナンス技師資格を取得している業者だとなお良いでしょう。

まとめ

太陽光発電は設置から時間が経てば経つほど、トラブルが発生する可能性が高くなります。そのため、ガイドラインに応じた定期的なメンテナンスは欠かせないでしょう。しかし、太陽光発電を設置する家庭や業者が増えたことにより、メンテナンスを依頼したくてもお問い合わせの番号に繋がらないと悩んでいるユーザーは多いです。日本テレネットでは、太陽光発電のメンテナンス業者を対象としたBPOサービスを展開しています。10年以上の実績を持つBPOサービスであり、お客様からの問い合わせ対応で困っている場合は、本サービスへ問い合わせてみることがお勧めです。

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「コールセンター代行サービス選びのポイント」については
【2020年版】アウトバウンドコールセンター代行サービス選びのポイントとは
【用語集】コールセンター委託を成功させるための必須用語まとめ【2020年版】
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