今すぐ使える!営業電話の断り方と例文をご紹介【担当者向け】
日中にオフィスや店舗で業務をしていると、さまざまな営業電話がかかってくることがあると思います。
失礼な対応をすると企業の信頼を損ねてしまいますが、真摯に対応すると多くの時間を要してしまうものです。
そのため、担当者は相手の機嫌を損ねず、かつできるだけ早く営業電話を断らなければなりません。
本記事では、営業電話の断り方を例文とあわせて解説します。
営業電話の心理
営業電話を架電する担当者の心理としては、下記の2つであることが多いです。
営業ノルマを達成するための手段
営業電話のなかにはその場で受注したり、アポイントにつなげたりすることが目的のものが含まれています。
いずれも収益を獲得することが大目的であり、ほとんどの企業では営業員にノルマを課しているものです。
ノルマを達成するために、営業員はメリットや魅力などを話してすぐに断りにくい雰囲気を出します。
断られる前提
営業電話は架電先の相手に不意にかける作業であり、相手の時間を奪う作業でもあります。
なかには、断られることを前提として1日に数百件以上の電話をかける方もいらっしゃいます。
今回の電話で断られても次に当たろうと、数をこなしてノルマを達成しようとする方がこのように考える傾向にあります。
営業電話を上手に断るコツ
営業電話を上手に断るコツをご紹介します。
- 早い段階でハッキリと断る
- 居留守を使わない
- 断った理由を伝える
営業電話を断る際に重要なのは、電話をかけてきた営業員に期待をさせないことになります。
用件を伝えられたときに、下記のように伝えると断りやすいでしょう。
「ご連絡ありがとうございます。せっかくのご提案なのですが、○○によりご提案いただいたサービスの導入は検討しておりません。」
このように伝えることで、今回だけでなく今後も見込みがないことを理解してもらい、同じ企業から営業電話を受けることがなくなります。
営業電話を断るときにすぐ使えるフレーズ
ほかにも、不要な営業電話を断る際には下記のようなフレーズが用いられることが多いです。
- あいにくではございますが、ご提案いただいたサービスは間に合っております。
- 申し訳ございません、弊社では新規のお取引をお断りさせていただいております。
- 必要なときは、こちらからご連絡をさせていただきます。
- 必要なときにこちらからお電話いたしますので、お名前とご連絡先をご教示いただけますか?
- 恐れ入りますが、営業のお電話はすべて断るように上から伝えられております。 など
上記のような言い回しでは、明確にサービスを求めていないことを、相手が不快に感じにくい言葉を使って伝えています。
断りの意思を早めに伝えておくことで、自分と営業員の両方がムダな時間を使わずに済むため、コア業務を圧迫することがなくなります。
営業電話の対応が引き起こすリスク
適切な営業電話の対応がされていないと、下記のようなリスクを引き起こす可能性があります。
- 人件費が高騰する
- 既存顧客の電話に対応できなくなる
- ストレスが溜まることで従業員の満足度を下げてしまう
- 失礼な断り方をした場合、いたずら電話がかかることがある
- 多くの時間を取られる
何度も営業電話に対応することで、自分や企業にとってさまざまなリスクが発生してしまいます。
そのため、不要な営業電話がかかってきたときは迅速かつ丁寧に断るようにしましょう。
当社コラムページ:多すぎる電話対応に困る!及ぼすリスクと効率化する方法をご紹介
(https://ntn-bpo.jp/telephone-toomany)
おわりに
本記事では、不必要な営業電話がかかってきた際の断り方について解説しました。
営業電話を断る際には早い段階でハッキリと断ることや、居留守を使わない、断った理由を伝えることが重要です。
相手の気分を害さずにトラブルを避けるため、営業電話を断る際は下記のようなフレーズを使ってみましょう
- あいにくではございますが、ご提案いただいたサービスは間に合っております。
- 申し訳ございません、弊社では新規のお取引をお断りさせていただいております。
- 必要なときは、こちらからご連絡をさせていただきます。
営業電話の断り方を理解し、コア業務に集中できる環境を整えましょう。